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華術三才噺[〈未生御流〉花術三才噺]

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★華術三才噺[〈未生御流〉花術三才噺]
【判型】大本1冊。縦258粍。
【作者】未生斎広甫(源正行・微笑斎・微生斎・未生斎2世)作・序。
【年代等】天保6年2月自序・刊。花道家元(著者)蔵板。
【備考】分類「花道」。未生流華道の根本理念である「天地人三才の道理」や関連する天文・暦法等の知識を平易かつ丁寧に諭した書。まず、本書が天地人三才の道理を挿花(イケバナ)の視点から説くものであると断り、「天」や「三」の字形が「天・地・人」から構成されるように、三才が不即不離であること、寛政9年の改暦や「無東西(国々によって東西が変わること)」「南北不動の子午線」に触れた後、「天」の恩恵を詳述して、「万物一切、天より預り物で御座ります」とし、「此道理が腹の中へしみ込ますと、自分勝手がやみますゆゑ、世界中の物が皆わが物」と教える。続いて、「六星(木・火・土・金・水星と地球)」と天体運動や陰陽説などを図解を交えて諭したうえで、万物の形は天の五星が地球(大地)に移って姿であると捉え、その作用によって表面の五色や五味の違いが生じるなど、万物が悉く天地の形である所以を説く。後半では、以上の考えを挿花に当てはめ、「非情無心」の草木は「よく寒暖のをしえを守り、天の道にしたがふ事は活物の長たる人に勝りし物」であるから、室内を花の如く清らかにせよといった華道上の心得を展開する。そして、草木の種を示す「天・仁・元・実・子」の道理や「縦花規矩置花器挿方(タツバナカネオキカキイケカタ)」「横華規矩掛花器挿方(ヨコバナカネカケカキイケカタ)」「十干吉凶・十二支吉凶・十二直吉凶」などを略述する。なお、巻末に「〈初伝〉花術三才の巻」「〈中伝〉花術体用相応之巻」「〈奥伝〉花術原一旋転之巻」「〈奧伝〉花術艸木養之巻」の目録や、各種花器図解を掲げる。
SE02334

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