〈図説教授〉家相大全［家相図説大全］（2種）

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〈図説教授〉家相大全［家相図説大全］（2種）
【判型】半紙本3巻3冊。縦224・222粍。
【作者】松浦久信（東鶏）作･序。松浦国祐校・序（書譜）。
【年代等】寛政12年11月自序。享和元年春、南部正宣序。同年春、八木為貞跋･刊。江戸後期後印。［大阪］河内屋喜兵衛ほか板。明治初年後印。［大阪］岡島真七ほか板。
【備考】分類「相法」。袋綴じ展開収録（見開き図は再掲）。後印本も抄録した。本書は、江戸後期代表的な家相書の一つ。松浦国祐の書譜によれば、「人ヲシテ安キニ居（ｵﾗ）シムルノ術」である家相を理解すること極めて重要であり、そのあらましを広く伝えるために、まず「地形ノ曲直」について述べ、次に「屋宅ノ備（ｿﾅｴ）」について論じ、「畳間取ノ続、又ハ調度ノ置所等悉ク図ヲ設テ吉凶ノ解ヲ附シ各其理ヲ審ニ」し、さらに、下巻後半部には「堀井（ｲﾎﾘ）埋井（ｲｳﾂﾞﾐ）ノ法」などを付録したとする。上巻に、「発端（「風水大意地勢之疎鑒一条」～「横方の地形之図説」の11項）」「宅地曲直吉凶之図解」、中巻に「家宅之備吉凶之図解」「宅外之備各吉凶之辨」、下巻に「宅内之備各吉凶之辨」および「付録（「坤隅に大樹有之宅地の説」～「門戸尺法二例竪横用格」の9項）」に分けて解説する。
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