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学規諺解[学規](白鹿堂書院掲示注解・2種)

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★学規諺解[学規](白鹿堂書院掲示注解・2種)
【判型】大本1冊。縦258粍。
【作者】石川嘉貞(魯庵)作・序。
【年代等】天保4年2月自序・刊。板。
【備考】分類「教育」。同板別本を含め2種を全冊収録。「白鹿堂書院掲示」の注解。白鹿洞書院掲示とは、朱子が白鹿洞書院を再建する際に定めた学生心得。後に朱子学の普及とともに、中国をはじめとする近隣諸国の学校において、教育の大綱として利用され続けた。白鹿洞は、もと唐の貞元年間(785~805年)に江西省星子県の西北の廬山(ろざん)にある五老峰(ごろうほう)に設けられた書斎の名で、そこに隠居した李渉(りしょう)と李渤(りぼつ)の兄弟が、常に白い鹿を従えていたことにちなんでつけられたものである。白鹿洞は、五代の末に一度滅んだが、北宋に入って復興され、四大書院の一つに数えられ、隆盛を誇った。しかし宋の南渡の際、再び衰亡し、朱子が南康軍の知事としてこの地を訪れるに及んで、その荒廃を嘆き、淳煕6年(1179)にこれを修復し、学生を集め、自らも講義を行うなどして復興に努めた。掲示の内容は、教学の原則を古典の中から引用して構成したものである。学問の基本となる「五つの教え」については、『孟子』から「父子親(しん)有り、君臣義有り、夫婦別有り、長幼序有り、朋友信有り」(滕文公上篇)と。この「五教を学ぶ順序」については、『中庸』から「博(ひろ)く之を学び、審(つまび)らかに之を問い、慎しみて之を思い、明らかに之を弁じ、篤(あつ)く之を行なう」(第20章)と。その要点として、「身を修める要」については、『論語』から「言(げん)忠信、行(こう)篤敬」(衛霊公篇)、『易』から「忿(いかり)を懲(こ)らし慾(よく)を窒(ふさ)ぐ」(損卦象伝)、および「善に遷(うつ)り過(あやま)ちを改む」(益卦象伝)と。また「事柄に対処する要」については、『漢書』から「其の義を正して其の利を謀らず、其の道を明らかにして其の功を計らず」(董仲舒伝)と。「人に対応する要」については、『論語』から「己の欲せざる所を、人に施すこと勿(な)かれ」(衛霊公篇)、『孟子』から「行いて得ざる者有れば、諸(これ)を己に反求す」(離婁上篇)と、引いている。後世、「白鹿洞書院学規」とも呼ばれているが、朱子の跋文によれば、拘束力の強い「学規」という呼称を嫌っており、「掲示」とするのが朱子の本意である(WEB懐徳堂HP参照)。SE02351

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