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〈小三金五郎〉仮名文章娘節用(再版)

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〈小三金五郎〉仮名文章娘節用(再版)
【判型】中本3編9巻9冊。縦179粍。
【作者】曲山人(三文舎自楽・司馬山人)作・序。歌川国直画。
【年代等】初編:文政14年(天保2年)1月、文盲短斎序。3編:天保5年1月自序。天保2・5年刊。刊行者不明。
【備考】分類「人情本」。袋綴じ展開収録(見開き図は再掲、また、末尾に糸綴じ後の表紙・裏表紙を再掲)。書名の「節用」はいろは引き辞書「節用集」の略で、女性の手本とすべき読み物の意を込めたもの。天保2-5年、江戸西村屋与八・丸屋金兵衛刊。曲山人が素人作者の草稿に手を入れて補綴完成した作品。浄瑠璃・歌舞伎の額(ガク)の小さん・金屋金五郎情話の人名を借りている。男女の一筋に貫こうとした誠実な愛情が、一人の悪人も敵役もいないのにも関わらず、形式を重んずる武家社会の義理にからまれて、愛人と愛児を残しての妓女の自殺という悲劇に終わらなければならなかった経過が、洗煉された会話を主として、人情のくまぐままで行き届いて見事に描き出されている作品である。人情本の代表的傑作として高く評価される。天保6年以降同末年に至る間に、画者を歌川国直に変更して改刻再版された。初板よりもこの方が流布している(「日本古典文学大辞典」参照)。曲山人(きょくさんじん)作の人情本。角書(つのがき)「小三(こさん)金五郎」。3編9巻。1831~34年(天保2~5)刊。初め歌川国次の絵で出され、のち歌川国直の絵で再版されて、後者のほうが流布した。作者も「曲山人補綴(ほてい)」となっているので、曲山人が巷間(こうかん)行われていた写本を補ったものと考えられるが、確証はない。仮名屋金五郎と幼なじみの小三が波瀾(はらん)のすえ結ばれるが、義理に迫られた小三が自害するという悲話。勧善懲悪風の作が多かった当時の人情本のなかでは、話のおもしろさと情緒あふれる描写によって出色の当り作となる。人情本中の代表作の一つでもある。続編に『清談若緑』(刊年未詳)があり、曲山人作となっているが、偽作である(コトバンク)。SE02375

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