1/7

〈拾珍御伽〉璣カラクリ訓蒙鑑草[璣カラクリ訓蒙鏡草](稀書複製会本)

★〈拾珍御伽〉カラクリ訓蒙鑑草[カラクリ訓蒙鏡草](稀書複製会本).pdf

¥1,000 税込

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (123042312バイト)

〈拾珍御伽〉璣カラクリ訓蒙鑑草[璣カラクリ訓蒙鏡草](稀書複製会本)
【判型】半紙本3巻3冊。縦235粍。
【作者】多賀谷環中仙(環中仙い三イゾウ)作。川枝豊信画。
【年代等】享保15年1月初刊([京都]蓍屋伝兵衛ほか板)。昭和4年複製(底本は刊記なし)。
【備考】分類「遊戯」。稀書複製会6期木版複製本。当時流行のからくり芝居の機巧を解説したもので 上巻にその舞台面を描き 下巻にその各々の内部構造を示してゐる(国文学研究資料館DB)。『璣訓蒙鑑草』は、江戸初期の〈からくり〉解説書。1730年(享保15)刊。多賀谷環中仙撰。川枝豊信画。〈拾珍(しゆうちん)/御伽(おとぎ)〉と角書(つのがき)がある。2巻3冊。上巻で当時の代表的な〈からくり〉28種の図を掲げ、下巻でそれぞれにつき図解・種明しをした書。〈からくり〉の装置は滑車やてこを利用した糸からくりが9種を占め、ポンプ、ばね、歯車、水銀を用いたものが各1種、その他は奇術、手品に類するもので、技術的には単純にして幼稚なものである(コトバンク)。/上巻で当時の代表的な〈からくり〉28種の図を掲げ、下巻でそれぞれにつき図解・種明しをする。〈からくり〉の装置は滑車やてこを利用した糸からくりが9種を占め、ポンプ、ばね、歯車、水銀を用いたものが各1種、その他は奇術、手品に類するものである。「いろは人形」「太鼓」「道成寺」「小かぢ」「天鼓」「蟻通玉」「百挺からうす」「人形を人にかくさせ人形が占ふ」「三本の扇の内人の取りたるを占ふ」の諸からくりはともに糸からくりであり、糸の所在を分からないようにし不思議にしてある。また、「人形吹矢をふく」「人形はなれて向ふへ行又はたらく」「人形犬に乗る」「人形文字を書く」「三段がへりかるわざ人形」の諸からくりは機械人形。さらに、「天神記僧正の車」「唐人の笛吹き」「人形三味線をひく」「などのからくり人形は、人間(子供等)が隠れて入り機械人形を装うもの。この他、ろくろを使用した「首ひき人形」「や一日に四十里余走る人力の自動車「陸船車」などが珍しい。また水からくりでは五色の水をあつかう「錦竜水」や、ひっきりなしに水の落ちる「異竜竹」「水の中へ人形つかひながらはいる」「茶釜の水茶となる」などからくりとして優れている。「玉子ひよことなり」「ひよこ籠へ入り鶏となる」仕掛け物、竹田の独楽の他、大魔術的なものとして奈落を利用する「五寸の箱の中へ人形を使いながら入る」「鳩、鉢の子に入り仏となる」などのからくりがある。昭和4年の稀書複製会本は後の含霊軒発行の松竹梅(三冊)を復刻したもの(クラシックマジック研究ブログ参照)。
SE02410

  • お支払い方法について

¥1,000 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品