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観鵞百譚

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観鵞百譚
【判型】大本5巻3冊。縦258粍。【作者】細井広沢(知慎・玄慎・左漁)作・序・跋。【年代等】享保10年5月自序。享保11年11月作。享保19年4月自跋。享保20年1月刊。[江戸]川村源右衛門板。【備考】分類「書道・随筆」。江戸時代の代表的な書論。和漢の書道に関する故事や逸話など百話を集めたもので、唐様の根本原理が紹介され、王羲之・趙孟頫・文徴明の系統が唐様の正系であることを説き、唐様の流行に大きく貢献した(Wikipedia参照)。 鈴木晴彦「細井広沢考―『観鵞百譚』を中心に―」(『書学書道史研究』Vol. 2011-No. 21) によれば、本書は広沢の書学・書法観を包括した著作で、広沢が他界する11カ月前の正月に刊行された。本書は本来、大久保佐渡守(常春、1675-1728)の嫡男・忠胤(1710-79)のために綴られたものだったが、刊行以前から門人等に写本として流布し、写本の一部が市場に出回るなど一人歩きしていた背景もあり、上梓に至った。筆道入門者向けに、和漢に伝わる書道関連の故事・逸話を書名の如く100話の読み切りスタイルに集録したものだが、内容の大半(9割)は中国に関するもの。100話に登場する書家は400余人だが、その上位は現代書道史で重視される書家が占める。その中でも、王羲之は突出しており、広沢の傾倒ぶりを物語る。本書は、書の歴史と理論に精通した上で、唐様書道の根本原理の著述に努めた広沢の功績を示すものである。SE02426

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