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還魂紙料[すきかへし](2種)

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還魂紙料[すきかへし](2種)
【判型】大本2巻2冊。収録順に縦258・262粍。
【作者】高屋知久(柳亭種彦1世・足薪翁・九尻亭佐寝彦(クジリテイサネヒコ)・柳風成(ヤナギノカゼナリ)・心種俊(ココロノタネトシ))編・序。葛飾北斎(為一)画。千形仲道書。
【年代等】文政7年春作。文政9年12月初刊([江戸]西村屋与八ほか板)。明治15年7月求板。[東京]蓮沼善兵衛(競英堂)板。
【備考】分類「随筆」。『還魂紙料』は、2巻2冊、随筆、柳亭種彦著。文政7年成り、文政9年、江戸西村屋与八刊。書名の訓みは、柱刻には「すきかへし」とあるが、種彦の合巻『雁金紺屋作早染』(文政9年)中に「くわんこんしれう」と振り仮名があり、これをとる。内容は、風俗・芸能などに関する事物や言葉についての考証を記したもの。取り上げられている事項の見出しを列挙すると、上巻には、「千年飴」「因幡が浄瑠璃」「塩屋長次郎」「若衆木偶(ニンギョウ)」「安阿弥の作」「懸髭(カケヒゲ)」「浄土双六」「浄瑠璃節の起源」「キリコ灯籠」「喉が渇くといふ諺」「夷屋(エビスヤ)吉郎兵衛」「雛の蛤貝」「秋色桜」「来迎売(ライゴウウリ)」「いとこ煮」「八百屋お七の歌舞伎」「梵天国」の17条。下巻には「七夕踊」「糒(ホシイイ)の看板」「酢の看板」「十筋右衛門(トスジエモン)」「慳貪」「玉川千之丞」「柴垣節」「江戸酸漿(ホオズキ)」「稲荷岡」「浅草祭の番付」「煙草の一服一銭」の11条。なお、巻末に既述の7項目についての補足がある。考証は、俳諧・狂歌・浮世草子・辞書・地誌等の諸書を引用した詳細なものであり、著者の博識ぶりをうかがわせる。また、古書の挿絵や古画を精細に模刻(一部、葛飾北斎画あり)している箇所が多いことも特色言える。項目は比較的少ないが、風俗・芸能・雑事に関する考証として利用価値は高い(「日本古典文学大辞典」参照)。/江戸後期の考証随筆。柳亭種彦著。為一(葛飾北斎)画(若干図)。1826年(文政9)刊。2巻2冊。原本の版心(柱)にある〈すきかへし〉を書名にする向きもあるが、同年刊の種彦の合巻に自身音読している。1824年成稿。上巻17項、下巻11項と補説7項。江戸初期の著名俳優、戯曲、芸能、習俗などにつき、古俳書から引例し、古画を模出紹介して精細な考証ぶりを示した高度な考証書(コトバンク)。/千年飴・因幡が浄瑠璃附近江節・塩屋長次郎・若衆木偶等、主に近世前期の古風俗に関する考証随筆(西尾市岩瀬文庫・古典籍書誌DB)。
SE02437

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