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冠辞考続貂[冠辞続貂](2種)

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冠辞考続貂[冠辞続貂](2種)
【判型】大本7巻7冊。収録順に縦251・259粍。
【作者】上田秋成(無腸翁・余斎)作・序。
【年代等】寛政8年9月自序・初刊。明治初年後印。[大阪]柳原喜兵衛板。
【備考】分類「語学」。別本も抄録した。『冠辞続貂』は『雨月(うげつ)物語』で知られる上田秋成(1734-1809)の著作。享和元年(1801)9月に刊行された全7巻の枕詞の解説書。「冠辞」とは枕詞のこと、「続貂」は賀茂真淵の『冠辞考』(宝暦7<1757>刊)の続編の意味。板木の文字も秋成自身の手によるもので、『冠辞続貂』は明治時代半ばまで本板木を使って印刷されていた(奈良大学博物館HP)。勝倉壽一「『冠辞考続貂』について」によれば、『冠辞考』は枕詞(真淵が「冠辞」と命名)350語を掲出して出典・釈義を考証したもので、枕詞研究史上の画期的な業績とされるもので、秋成の『冠辞考続貂』は340語を掲出するが、『冠辞考』と重複する42語を除くと、新たに298語の枕詞を加えて『冠辞考』の欠を補うものであった。真淵は出典の殆どを記紀・万葉から得ているのに対し、秋成は298語のうち『万葉集』から105語、記紀・風土記から19語を新たに選び、また、王朝文芸を出典とする174語を加えており、秋成は、中古の文献を博捜して枕詞の全容の把握に努めたことが分かる。真淵は万葉・記紀を、秋成は王朝和歌集を考証の基礎に据えるという研究手法の明確な相違が見られる。SE02452

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