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堪忍記(万治2年)

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堪忍記(万治2年)
【判型】特大本7冊(全8巻8冊中第7巻欠)。縦276粍。
【作者】浅井了意(瓢水子・松雲・羊岐斎)作。
【年代等】万治2年3月刊。[京都]滝庄三郎板。
【備考】分類「仮名草子」。『堪忍記』は8巻8冊、仮名草子、浅井了意作。万治2年、京都・滝庄三郎刊。堪忍を易の辞になぞらえ教訓した慶安4年刊の『堪忍弁義抄』に倣い、明の顔茂猷の『迪吉録(てききつろく)』を主とし、『事文類聚』『明心宝鑑』などからも取材して、人間生活の基となすべき堪忍に関する和漢古今の逸話・巷説を挙げ教訓・教誡に資したもの。序に「百(モモ)の行ひの中に、心ざしの行くところ、忍の一字を取りて、これを現はして筆に記す」という。通編25項目に分かち、それぞれの項目に簡単な概説を加えて、以下、それに関する説話を集めている。1巻は、(1)忍の字の評、(2)堪忍すべき子細、(3)忍の字に二つの元あり、(4)瞋恚をとどむる堪忍、(5)怒をとどめて忍をおこなふ、(6)貪欲をとどむる堪忍、(7)色欲をとどむる堪忍。2巻は、(8)財欲の堪忍、(9)主君の堪忍、(10)主君につかうまつる堪忍、(11)傍輩中の堪忍。3巻は、(12)子を生立(ソダツ)る堪忍、(13)父母につかうる堪忍。4巻は、(14)職人の堪忍、(15)商人の堪忍、(16)医師の堪忍。5巻は、(17)法師の堪忍、(18)友達交はりの堪忍、(19)大義を思ひたつ堪忍。6巻は、(20)婦人の評、(21)姑につかうる堪忍。7巻は、(22)憐姫(リンキ)のおもひある堪忍、(23)継子を育つる堪忍。8巻は、(24)孀(ヤモメ)になりたる堪忍、(25)陰徳を行ふべき事。但し、説話を集めることに重点が置かれたためか、必ずしも全ての話が堪忍の意義に該当するということは出来ないが、読者の興味をそそるために、作者の見聞伝誦する類話をも収めたようなところがある(「日本古典文学大辞典」参照)。/仮名草子。8巻8冊。浅井了意作。1659年(万治2)刊。別版に64年(寛文4)刊の京都版、71年刊の江戸版、1701年(元禄14)刊本やその復刻版など数多くある。序に〈百のおこなひの中に、心さしのゆくところ、忍の一字をとりて、これをあらはして、筆にしるす者也〉とあるとおり、堪忍を人間生活の基調をなすものとして、通計25章、各章に数条の和漢古今の逸話あるいは巷説を挙げ、教訓を記したものである(コトバンク)。
SE02471

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