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愛媛面影[愛媛乃面影](2種)

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愛媛面影[愛媛乃面影](2種)
【判型】大本5巻5冊。収録順に縦260・252粍。
【作者】半井梧庵(ナカライゴアン・平野梧庵)作・序。
【年代等】慶応2年4月、本塚主水橘興序。慶応2年7月自序。慶応3年12月、平野榮(季榮・北岳)序。明治5年5月刊。[今治]碧梧庵蔵板。[今治]島屋喜太郎ほか売出。明治43年4月再刊。[愛媛県今治本町]阿部利三郎板。
【備考】分類「地誌」。明治43年後印本も抄録した。本書は伊予国の地誌で、伊予版の名所図会。1巻は宇摩郡・新居郡・周布郡・桑村郡、2巻は越智郡・野間郡、3巻は風早郡・和気郡・温泉郡、4巻は久米郡・伊予郡・浮穴郡・喜多郡、5巻は宇和郡。愛媛県生涯学習情報システムHPによれば、愛媛県は明治6(1873)年2月20日に誕生したが、新県名に「愛媛」を採用した背景には今治藩医・国学者の半井梧庵(1813-89)が編纂した地誌『愛媛面影』の存在があった。そもそも「えひめ」という名称は、『古事記』に「伊予国をえひめ愛比売と謂ふ」と記された女神の名前に由来する。「愛比売」に「愛媛」の文字を当てたのは『愛媛面影』が最初で、いわば梧庵は「愛媛の名付け親」であったが、このことは一般にあまり知られていない。本書は近世伊予国の代表的な地誌で、愛媛の地方史・地域史研究の源流として位置づけられる。梧庵は古代の「伊予国風土記」の散逸したのを嘆き、自らの地理認識及び歴史観のもとで、伊予国全域を対象とする私撰の一国地誌『愛媛面影』(5巻5冊)を明治2(1869)年に刊行した。その作成にあたって梧庵は、多くの先行文献を調査し、自ら伊予国内の社寺・旧跡を訪ね、実地踏査にも力を注いだ。本書の最大の特色は、近世後期に古き伊予国の面影を追究し、当時全国的に流行した名所図会のスタイルにならって文字と図版で記録化した点にあった。特に実物実景の写生をもとに分かりやすく描いた図版は、近世後期の伊予の姿を現代に生き生きと伝えている。
SE02087

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