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救荒須知録

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救荒須知録
【判型】中本1冊。縦174粍。
【作者】凌雲居士作・跋。
【年代等】天保4年10月跋・刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。
【備考】分類「災異」。救荒作物を始め備荒および飢饉時の諸心得を記した救荒書。巻末広告に「此書は凶年の心得をはじめ粮(かて)となすべき草木の品類、常々蓄積(たくわいつむ)の事、細大洩さず簡にして尽せり。一家の主、一郷の長たる人、坐右に欠べからず。実に方今有益(うえき)の書なり」とあるように、『民間備荒録』『救荒本草』『本草綱目』など救荒書・本草書からの知見を盛り込みつつ、味噌・塩など平常時の備蓄、食用となる草木の葉根・木の実、飢餓状態での飲食心得、日頃の倹約や困窮者への施し等の心得を説いた後、本文の中程で「粮となる」萍蓬草(へいほうそう)・蒲児根(ほじこん)・野荸薺(やぼっせい)・鼓子花(こしか)・苧根(ちょこん)など種々の救荒作物毎に、食用になる部位や加工・調理・保存法、味わい、摂取時の諸注意(食い合わせその他)などを適宜略述する。後半では、「民の長たる者」が読むべき救荒書を数多く列挙し、作者の見聞に基づく備荒や凶年予測の知恵、五穀不熟を避ける農事上の秘訣、平時に備える備荒の要に言及する。天保の大飢饉の被害が甚大であった東北地方の民衆をいち早く啓発した書として注目される。巻末広告に「きうくわうすうちろく」とある。また、裏表紙に「天保十年、二月吉日、濱田屋店」の記載あり。SE02540

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