救荒本草抜萃

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救荒本草抜萃
【判型】半紙本1冊。縦224粍。
【作者】加賀小松藩社倉編。
【年代等】文政11年1月序・刊。［加州］小松藩社倉板（施印）。
【備考】分類「本草」。凡例によれば、『救荒本草』や『救荒野譜』等には約500種の救荒食物（飢饉時に代用食となり得る植物）を掲げるが小松藩内では入手できないものや、文献の記述と味が異なるものなどもあるため、それらを除き、『本草啓蒙』を典拠に同地方で調達しやすい救荒食物の食用の可否やか調理・加工法、味覚・効能・禁忌などを記したもの。収録した救荒作物は、木類47種、草類96種、菜類12種で、合計155種。末尾の附言で若干の情報や心得を補う。SE02542