〈新板増補〉京内まいり（宝暦5年）

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〈新板増補〉京内まいり（宝暦5年）
【判型】横本1冊。縦110粍。
【作者】守拙斎編・序。
【年代等】宝暦5年11月、守拙斎序。宝暦5年11月刊。［京都］河南四郎右衛門板。
【備考】分類「地誌」。袋綴じ展開収録。『〈新板増補〉京内まいり』は、凡例によれば、「順道（順当な道筋）」に基づき、無数にある「洛中・洛外神社仏閣・名勝古跡」の中から著名な寺社を中心に取り上げて編集した京都名所の案内書。順路に沿って散策する人の目線（則ち進行方向）を基準に左右を表記し、三条大橋を起点に名所までの里程（距離）も付記する。順路に関する種々の情報にも触れ、各名所旧跡については縁起由来や景観・規模その他について適宜説明を加える。また、本文の所々に名所風景図も掲げる。巻頭に「洛中小路の名」「洛外町の名」「洛陽異名」を載せるほか、巻末に「二十五ヶ所天神参」「三十三番観音めぐり」「二十四ヶ寺地蔵巡り」「法華寺廿一ヶ寺参」「四十八願浄土寺めぐり」の順路と場所を一覧にして掲げる。SE02554