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凶荒図録(2種)

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凶荒図録(2種)
【判型】半紙本1冊。収録順に縦228・228粍。
【作者】小田切春江(シュンコウ、忠近・伝之丞・歌月庵喜笑。愛知同好社幹事)編。木村金秋画。勝間田稔題字。
【年代等】明治18年5月、野村賀真序。同年同月刊。[名古屋]愛知同好社(著者)蔵板。
【備考】分類「災異」。彫工、豊原稲夫(豊原堂)。定価金18銭。同板2種を全冊収録した。『凶荒図録』は、享保・天明・天保の三大飢饉の惨状や逸話を、『報徳記』『農業全書』『続西遊記』『農喩』『天明年中凶歳日記』『饑年要録』『済急記聞(さいきゆうきもん)』等に取材して描いた淡彩刷り絵本。見開きを基本とする挿絵で、目録によれば、「二宮金次郎先生、茄子を喰して凶荒を知る図、付、貝原楽軒翁の喩言」「名古屋藩施行の図」「道路に於て飢人砂を喰ふ図」「九州地方凶荒、橘南谿翁話の図」「西国飢饉、金を持て餓死せし図」「奥州凶歳、飢民出羽に流落する図」「同児(ちご)飢て母の乳房を喰切、并に、親の股に喰付図」「同飢民、牛馬を喰(くら)ふ図」「同犬餓莩(がびよう)を喰馴て往来の人に囓付(かみつく)図」「同一村尽(ことごと)く餓死して亡所となる図」「同富農、僧に男児を預けて死を免(まぬがれ)しむる図」「鈴木金右衛門、衣服を売尽して窮民を救ふ図」「芦沢源兵衛(げんびようえ)、夜に入て施しをなす図」「百姓佐内、粟を作りて凶年の備(そなえ)をなす図」「義農作兵衛(さくびようえ)、種麦(くさむぎ)を枕として餓死する図」「古橋輝皃(てるのり)(正しくは「暉皃」)、農民を集めて凶荒の話をなす図」「凶歳に塩気を含める筵(むしろ)を熬(い)りて食する図」「蟻蜂食を畜へて冬春を凌ぐの図」の一八図を掲げ、総振り仮名の平易な解説文を添える。冒頭に、二宮尊徳が茄子の味から冷夏を予測した『報徳記』の逸話を掲げるように年代順ではなく、多く、それぞれの出典を明記する。また、巻末に「救荒草木一覧」と「有毒草木一覧」を付す。SE02567

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