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金魚養玩草[金魚そだて艸・真珠海]

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金魚養玩草[金魚そだて艸・真珠海]
【判型】小本1冊。縦152粍。
【作者】安達喜之(ヨシユキ・キシ*泉州堺住)作・序。奚疑斎(ケイギサイ)増補。
【年代等】寛延元年9月自序(底本では年号を削除)。江戸後期再刊。[大阪]河内屋木兵衛板。
【備考】分類「魚介」。袋綴じ展開収録。金魚飼育書の初出版だが、著者・増補者は堺の人としかわからない。本文は金魚の渡来から始まり、尾形など形状の説明、飼育・繁殖の方法、病気と治療など、基礎的なことを記し、当時輸入されて間もないランチュウについても触れる。国立国会図書館には序文に「寛延元年辰九月」と明記する初板本のほか、比較的流布する無刊記本と弘化3年(1846)本など7点を架蔵する。そのうち、『金魚そだて草』(199-150)には『[後編]金魚秘訣録』(折本)が貼り込まれている。この『秘訣録』は稀本だが、内容は前編の追補にすぎない。『金魚養玩草』は、金魚の初渡来を元亀2年(1571)とするが、それを裏付ける同時代資料は無く、実際には元和2年(1616)頃に初めて中国から持ち込まれたらしい(磯野直秀*国立国会図書館デジタルコレクションHP参照)。なお、見返に「前編」と記すが、本書は全1冊。後編として同じ著者によって『金魚秘訣録』が著されたが未刊である(写本として伝わる)。SE02594

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