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楠家伝七巻書(天和2年)

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楠家伝七巻書(天和2年)
【判型】大本7巻5冊。縦255粍。
【作者】伝恩地左近丞(正俊)作。
【年代等】寛文9年3月序。天和2年3月初刊([京都]小河多右衛門ほか板)。江戸後期後印。[大阪]河内屋源七郎板。
【備考】分類「兵法」。袋綴じ展開収録。『楠家伝七巻書』は、楠正成の重臣、恩地左近丞(正俊)が建武3年5月に著したと伝える楠流兵書。内容からして近世の偽作と考えられる。奥書に「恩地正俊より和田民部丞殿御奏上」となっているから室町将軍家へ奉ったものであろう。和田氏は南朝の名家で、後足利氏に仕えた。楠正成は武士の模範として、江戸初期より武道・兵法関連書の題材とされ、『恩地左近太郎聞書』『楠正成一巻書』『楠桜井書』『楠法令巻』『楠家伝七巻書』など正成ゆかりの兵書が盛んに編まれ、刊行されてきた。また、本書の作者に擬せられる恩地左近は楠木正成の腹心の老臣としてしばしば小説等に登場し、あたかも実在の人物のように扱うものもあるが、『太平記』には見えず、近世初期に成立の『太平記評判秘伝理尽鈔』に登場する人物であり、太平記読み(太平記を朗読し講釈する人)によって創作・流布された人物である(国文学研究資料館DB/HP「南北朝列伝」参照)。『楠家伝七巻書』(天和板)は、1巻に「治国法令」「伝法之起」「今川心性入道聞書」の3章、2巻に「軍慮巻」1章、3巻に「軍教序」「三妙無尽法(天下無敵・家満財・国兵集)」「教戦法」の3章、4巻に「地形転変之法」「火戦之法」「船軍之法」「夜討之軍法」「篝之法」「竜陣三段之図」「十死一生之合戦法」「気変応化之法」「兵気之法」ほか、5巻に「軍元立将之法」「妙術」「円謀」「労謀四箇条之事」「城中ニ謀反人ヲ求ル法」ほか、6巻に「神道正授巻」「因神起」「次第神起」「凡神ヲ念ズル法ハ軍陣ニ専トス八種ノ秘術アリ」ほか、7巻に「軍用秘術聞書」(各種問答)を収録する。
SE02621

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