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〈絵入〉雲のかけはし[当流雲濃かけ橋・恋のかけ橋](2巻)

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〈絵入〉雲のかけはし[当流雲濃かけ橋・恋のかけ橋](2巻)
【判型】大本1冊(全5巻中)。縦255粍。
【作者】柳心作。
【年代等】享保頃刊。刊行者不明。
【備考】分類「浮世草子」。5巻5冊。作者・刊年不明(『日本小説書目年表』は享保4年刊とする)。
内容は、巻一は蔵人頭とあかしの三位殿の姫君の恋物語、他4巻は町人滝川八右衛門とおそな、その子八之丞の親子二代にわたる好色生活を、時には『源氏物語』や、出典及び類題を示す和歌を交え、女筆の読み方まで示す艶書と、地の文で描く。一見全体の構成が不統一の如くであるが、浮世の好色の種々相を素材に、煩悩即菩提を悟って出家隠遁する堂上方の中世風な恋は夢と笑い、家を中心にした町人の二代にわたる現実的な恋を描く。それは、正徳6年刊『新薄雪物語』が「都賢女鑑」の副題のもとに刊行される時代の気運の中で、当時女子用往来物としても歓迎された中世風の仮名草子『薄雪物語』の批判にもなり得ている。即ち、「神をたのまず、我心を正しくして」先祖の祀の絶えぬように、子々孫々に伝える家を守り、他人をもこの世の誠の道に導く貞女おそなの行為が、この作品の主題である(「日本古典文学大辞典」参照)。
SE02635

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