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傾城買四十八手

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傾城買四十八手
【判型】小本1冊。縦154粍。
【作者】山東京伝(山東庵主人・岩瀬醒斎)作・画。
【年代等】寛政2年初刊([江戸]蔦屋重三郎板)。江戸後期後印・刊行者不明。
【備考】分類「洒落本」。本文2丁落丁、補コピー。外題は相撲四十八手に擬して、傾城のあらゆる新手を述べる意。「しつぽりとした手」「やすひ手」「見ぬかれた手」「そはそはする手」「真の手」の5章から成り、女郎と客との会話を主とした描写の後に「評」を加える。様々なタイプの遊客と遊女を取り合わせて、会話を主とするいくつかの場面描写を試みた洒落本は、安永~天明期を通じて少なからず出ていたが、本作品はその頂点を示すもの。直接には振鷺亭の『自惚鏡』(寛政元年刊)などに示唆を受けているが、身分職業にふさわしい遊客のそれぞれの言動と、遊女屋の格とその地位による遊女の対応の様を、閨房という狭小な世界に描き、冷徹で皮肉な観察の一方で、人間的な思いやりの温かさを十分に加味して、内面的な心理描写にまで到り得た佳作である(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02662

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