桂林漫録

★桂林漫録.pdf

桂林漫録
【判型】大本2巻2冊。縦266粍。
【作者】桂川中良（森島中良・桂川甫粲ﾎｻﾝ・甫斎・虞臣ﾔｽｵﾐ・森羅万象1世・桂林）作。柳河漫然（氷斎）跋。
【年代等】寛政12年5月自序。寛政12年5月、源忠道序。寛政12年夏、葛西因是（因是道人・質・休文）跋。享和3年5月刊。［大阪］河内屋徳兵衛ほか板。
【備考】分類「随筆」。名門に生まれ医事・学事に携わった著者が、明和4年頃から寛政11年に至る間の見聞と収集資料に基づき、碑銘・武具・書画・書籍・文墨・古印・埴輪・陶器・異人詠歌等を記し、主に和漢の典籍によって考証を加えた随筆（全80項）。ただし、語義・古鈴・唐券・植物等、父国順・兄甫周のほか、桂川家に関係の深い杉田玄白・白川侯侍医多紀元簡・儒者永根氷斎・儒者葛西因是・国学者屋代弘賢らからの聞書もある（「日本古典文学大辞典」参照）。
SE02668