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源氏小鏡(慶安4年)

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源氏小鏡(慶安4年)
【判型】大本3巻3冊。縦264粍。
【作者】花山院長親(花山院耕雲・藤原長親)作カ。。
【年代等】慶安4年8月刊。[京都]秋田屋平左衛門板。
【備考】分類「物語」。物語梗概・注釈。著者未詳。南北朝時代の成立か。異本が極めて多く、書名も「小鏡」「源氏の注小鏡」など「小鏡」の語を含むもののほか、「源氏之目録次第」「源氏目録」のように「目録」の語を含む類、また「源概抄」「源海集」「木芙蓉」とか「源氏ゆかりの要」「源氏大概」「源氏大意」「源氏小巻」「光源氏」など孤立的な書名も多い。紫式部自作のほか、作者に藤原俊成、同定家などをあげる説は信じがたいが、耕雲(花山院長親)が勝定院足利義持に献じたという説は広く流布している。原形は14世紀中頃、二条良基の周辺で作られたと推定される。本書は『源氏大鏡』と並ぶ『源氏物語』の代表的梗概書。巻順に物語の梗概をまとめる。梗概は簡潔で、物語の和歌も主なものを引くだけであり、各巻に連歌寄合の語を収めるなどの点が、『源氏大鏡』『源氏物語提要』などと異なる。注釈書的性格も稀薄であるが、系統によっては通常の古注に見えぬ特異な解釈が増補されている。中世に流布した『源氏』原典の本文資料であり、異本系『小鏡』に見られる特異な解釈資料を含めて、『小鏡』は享受史・注釈史の上で貴重な存在であるが、異本系等に含まれる諸本はまだ充分に整理されているとは言えない(「日本古典文学大辞典」参照)。SE02681

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