剣道独稽古［劔道独稽古］

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剣道独稽古［劔道独稽古］
【判型】横本1冊。縦115粍。
【作者】伝山本勘助（山本道鬼・晴幸）作。
【年代等】天文15年5月作カ。江戸後期刊。［江戸］田中勇勝軒板。
【備考】分類「剣術」。山本道鬼斎が著した『兵法記』の抜粋といい、剣術の基本的な事柄を記した書。構えなどの図解を多く掲げる。まず冒頭に、天文15年に山本道鬼斎作とする「兵法根元之事」「劔術三要の事」「上段・中段構の事」「劔術三亡の事」を掲げ、続けて、上段・中段・下段の各種構えの図を多く載せ、しばしば細注を施す。さらに巻末には「敵二人、我一人仕合之事」「敵一人、味方多勢仕合の事」「川中仕合之事」「家内仕合の事」「日中仕合の事」「月夜仕合の事」「闇夜仕合の事」「敵後より来り披く事」「足場悪地にて仕合の事」「人身の事」「追かけ者仕とめる事」「居合の事」「捕手之事」「かんぜきくだきの事」「早縄の事」「取籠者に心得ある事」「剣術虚実の事」「柔術あて身の事」「夜るの太刀秘術の事」「眼つぶしの事」「敵顔色・顔持の事」までを記す。
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