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〈民家日用〉広益秘事大全[民家日用広益秘事大全](4種)

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〈民家日用〉広益秘事大全[民家日用広益秘事大全](4種)
【判型】大本3巻5冊。収録順に縦256・249・256・250粍。
【作者】三松館編・序。
【年代等】嘉永4年9月序。嘉永6年5月初刊([京都]越後屋治兵衛ほか板)。江戸末期後印([大阪]河内屋茂兵衛板/[大阪]河内屋喜兵衛板)。明治初年後印([京都]藤井佐兵衛板)。
【備考】分類「家事」。嘉永6年板、江戸末期後印本2種、明治初年後印本の合計4種を収録(4種中前2者を全冊収録。他は抄録)。『広益秘事大全』は、絵入りの庶民日用生活百科事典。上巻(第1-2冊)に「奇巧妙術類第一」(「書物を虫のはまざる法」以下208項)、中巻(第3-4冊)に「即効妙薬類第二」(「難産せざる方」以下145項)および「経験灸治類第三」(「四花」以下23項)、下巻(第5冊)に「草木種植類第四」(「種をまく法」以下85項)および「畜蔵菜果類第五」(「青梅を収めおく法」以下52項)のほか、上段頭書にも多くの記事を載せた生活百科。豊富な図解で平易に説くもので、類書中でも最も浩瀚なもの。/生活百科全書。「奇巧妙術類」(書物を虫のはまざる法・書物の潮につかりたるを直す法等)・「即効妙薬類」(難産せざる方・産をする時の心得等)・「経験灸治類」(灸穴解説集)・「草木種植類」(各種植物栽培法解説)・「畜蔵菜果類」(食品貯蔵法解説)に部類。挿画入り。頭書にも雑知識集あり(西尾市岩瀬文庫・古典籍書誌DB)。/『民家日用廣益秘事大全』は、嘉永4年に発刊された庶民のための生活百科。刊行された嘉永年間、いわゆる幕末は諸外国から入って来た新しい知識が都市部では普及した一方で、山村僻地ではいまだに無知な故に貧困や病などに苦しめられていた。そのため、これを憂えた浪華の三松館主人と名乗る人物が、民衆に有益な知識を与え、日用の急を救うことを目的として編纂にあたった。集められた情報は、日常生活の知識全般を網羅し、病気の治療はもとより、農業、気象、住まい、衣服、暦、占い、料理など17分類((1)奇巧妙術類第一〈衣食住の工夫〉、(2)即効妙薬類第二〈薬を手作りする〉、(3)経験灸治類第三〈お灸をする〉、(4)草木種植類第四〈家庭菜園の秘訣〉、(5)蓄蔵菜果類第五〈保存食の作り方〉、(6)食療の概略〈食事の心得〉、(7)心易星宿占卜類〈易と星占い〉、(8)紙細工の仕様〈建具の修繕〉、(9)万染物の方法〈衣服を染める〉、(10)万しみ物落とし〈しみ抜きと洗濯〉、(11)居宅営作の概略〈清潔な住まい〉、(12)天気の善悪見様〈天気を予想する〉、(13)万禁厭呪術法〈おまじないのいろいろ〉、(14)暦中段下段の略解〈暮らしと暦〉、(15)雑菜料理の仕様〈日々のおそうざい〉、(16)調味こしらえ様〈おもてなし料理〉、(17)菓子のこしらえ様〈おなじみのお菓子〉)、約1000項目に及ぶ。これらは現代では役に立たないものが多いとはいえ、そこに取り上げられたものからは、恋の成就を願い、健康を喜び、おいしい料理を工夫するといった、いつの時代にも変わらぬ人々の必死な思いが垣間見える。庶民の健気さ、逞しさを改めて感じることができる一書(幻冬舎版『民家日用廣益秘事大全』広告文参照)。
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