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甲越川中嶋軍記(前編)

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甲越川中嶋軍記(前編)
【判型】中本前編2巻2冊(前後2編4冊中)。縦178粍。
【作者】柳下亭種員(タネカズ、麓園種員)作。歌川芳虎(一猛斎芳虎・孟斎・永島辰五郎)画。
【年代等】前編:嘉永3年自序・刊。刊行者不明。*後編2冊は嘉永4年自序・刊。
【備考】分類「合巻」。『甲越川中嶋軍記(前編)』は、『甲越川中嶋軍記』は、江戸時代後期の草双紙(合巻)。文章は戯作者の柳下亭種員、画は歌川芳虎。刊行は嘉永3年(1850年)または翌嘉永4年か。『甲越川中嶋軍記』はこの激増期の作品で、『甲越川中嶋軍記』は文化6年から文政8年頃に刊行された速水春暁斎作の読本『絵本甲越軍記』を元にしており、川中島における信玄・謙信の一騎討ちを中心としたダイジェストとなっており、文章を配した柳下亭種貞は一般的な「作」「編」を用いずに「訳」を用いている。内容は甲斐・越後間の戦いに重点が置かれており、『絵本甲越軍記』で詳細に記されている晴信(信玄)の初陣や信玄の父信虎の追放などについては簡略化されている。画に関して、『絵本甲越軍記』では各巻に数葉ずつ挿絵があるが、『甲越川中嶋軍記』では共通する場面は少なく、画工の芳虎は『絵本甲越軍記』を参照していなかったものと考えられている。著名な川中島の戦いにおける一騎討ちの場面については、『甲越川中嶋軍記』では文章において両軍は川の中で戦ったと記しているに対し画では床几に座した信玄が軍配で謙信の太刀を受け止める様子が描かれており、混乱が生じている。こうした混乱が生じた背景には当時、浮世絵など一騎討ちの画題では信玄が床几に座した構図が定型化しており、一方の文章においてはリアリティを重視して川の中で戦ったとする説を採った可能性が考えられている(Wikipedia参照)。SE02712

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