〈日光山御宮〉御参詣御供奉

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〈日光山御宮〉御参詣御供奉
【判型】横小本1冊。縦90粍。
【作者】不明。
【年代等】天保13年5月初刊。天保13年8月再刊。［江戸］出雲寺金吾（松栢堂）板。［日光］大嶋屋久兵衛ほか売出。
【備考】分類「名鑑」。将軍の日光社参に供奉(お供)する役人の略武鑑(名鑑)。民間に社参の情報を伝えた（筑波大学HP参照）。すなわち、日光参拝に際して作成された役人名簿であるが、本書は天保13年刊のため、12代将軍・徳川家慶（在職：天保8年​(1837年)​4月2日～嘉永6年​(1853年)​6月22日）の日光社参（天保14年4月、歴代将軍による最後の日光社参）に際して発行されたもの。江戸時代の日光社参（将軍あるいは大御所・大納言（将軍家の嫡子）による）は合計19回実施されたが、そのうち16回が第四代家綱までに集中しており、特に第3代家光は10回と歴代将軍の中で最多である（Wikipedia参照）。SE02843