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このめの説[古能免乃説・木芽説](2種)

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このめの説[古能免乃説・木芽説](2種)
【判型】大本1冊。収録順に縦261・262粍。
【作者】前田夏蔭作・跋。
【年代等】文政11年秋、上林盛一序。文政12年9月自跋。文政12年10月刊。[宇治]上林家蔵板。[江戸]岡村庄助(尚友堂)製本。
【備考】分類「茶道」。同板2種を全冊収録した。『このめの説[古能免乃説・木芽説]』は、日本の茶史・茶道文化史を記した書。見返しに、「我御国に茶のあり初しより、世々に翫ぶ事、移り来りて近世に至るまでをくはしく考られたる書にて、鶯園文集中の一篇なるを乞得て梓にゑれるなり」と紹介する。/日本に於ける茶の起源と沿革について考証した書。和文。本文に和文脈に改めて引く資料の原文を、頭書に細字補注する。一般に『類聚国史』嵯峨天皇の弘仁6年、永忠大僧都が帝に茶を献じた件を嚆矢とするが、茶は永忠が延暦末年に唐より帰国した際に茶の種を齎し、弘仁頃には既に世の中にある程度弘まっていたとする。用い方は、最初は湯で煮たが、抹茶も平安時代には行われ、塩を加えることもあった。が、諸国に広く行われるには至らず、茶は衰えた。その後、葉上僧正(栄西)と明恵上人の功により再興され、後醍醐天皇の時代には盛んになり、茶の会も行われるようになった。以下、茶道の略史あり。末尾に、茶に和名がなく、歌や文に記されないことを遺憾として、「木の芽」と称すべきことを提唱する。序によれば、宇治の御茶師である序者が20年程前に公用で江戸に下った際に、下谷にある前田夏蔭の鶯園を訪ねたところ、前田が茶の古今のことについて詳しく語った。それを宇治の人々にも伝えたいと、一書にまとめることを請い、本書が成った。SE02899

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