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古風三体考[古風三躰考・古風三體攷]

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古風三体考[古風三躰考・古風三體攷]
【判型】大本1冊。縦260粍。
【作者】近藤芳樹(田中晋一郎・田中芳樹)作。
【年代等】天保6年2月作。天保8年3月、穂井田忠友跋。天保6年3月、静間三積(シズマミサカ、衡介・幸介)跋。天保8年6月、加納諸平序。天保8年7月、篠崎小竹(弼)序・刊。[萩]六百葍園蔵板。[大阪]河内屋儀助売出。
【備考】分類「歌学」。袋綴じ展開収録。長歌・短歌・旋頭歌の三体について、古の正路を明らかにしようとするもの。まず短歌では、反歌は短歌と同訓同義であること、長歌・短歌は一体で、五言七言二句を連ねて七言一句でとどめる格であり、両者の区別は長短の違いのみであること、第三句以上を頭(本)句、第四句以下を尾(末)句とする説は誤りであること、次いで長歌では、長歌という名称の起源より説き起こし、五七を重ねて七言一句で止めることは短歌と同じいとし、五七を連ねるうち、やむなく七五の句が出来た際は、七五の頭に発言(マクラコトバ)を置いて句を改めたこと、従って後世二韻以下を七五で連ねるのは誤りであること、終わりを五七七で結ぶ正調のほか多くの変調があること、最後の旋頭歌では、旋頭歌・混本歌は同物異名であり、片歌(五七七)二首を連ねた形で、主として問答体であること、五七五五七七は変調であることなどを述べる。本書に先立つ橘守部の『長歌撰格』『短歌撰格』など歌格を論じた著書と重なる所が多いが、芳樹は五七調を正格とする立場に立って、七五調への変遷を一層詳しく論じている(「日本古典文学大辞典」参照)。
SE02904

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