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婚姻男子訓[良姻心得艸]

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婚姻男子訓[良姻心得艸]
【判型】半紙本2巻2冊。収録順に縦225・223粍。
【作者】津田正生(マサナリ、義宗・祇宗・賤屋シズヤ・六合庵リクゴウアン・六合亭)作。
【年代等】文化2年作。文化2年1月、著者凡例。文化5年1月刊。作文居藏板。[伊勢]森 川儀右衛門売出。『良姻心得艸』は弘化3年4月刊。[京都]銭屋惣四郎ほか板。
【備考】分類「教訓」。『婚姻男子訓』とその改題本『良姻心得艸』の2種を全冊収録した。
『婚姻男子訓』は、未婚の庶民男子、特に「農商中品の息男(ムスコ)」の心得として記し た結婚心得である。作者が16歳の時から、書物や見聞と通じて得た「男女先達の婚姻 繋縁(ケイエン)の語」を書きためたものに、30歳になった時に自身の見解を交えて一書と 成したもので、30歳までの事は体験済みなので私見を披瀝するが、それ以後のことは 自身の体験ではないと凡例で断っている。内容は2巻構成で、上巻に「縁談の大意」以 下7編、下巻に「女子見立る伝」以下5編の全12編を収録し、上巻末第7編「雑記」に上 下巻に漏れた記事を集め、さらに「男子有益の書」と「女子に見すべき本」の2項を載せ る。また、上巻に「仲人頼み」「食事する夫と給仕する妻」の図、下巻に「不図見(フトミ)美 女之図」「山家婚礼之図」「麟之趾(神棚拝礼図)」の合計5葉の挿絵を載せる。『婚姻男 子訓』刊行後約40年を経て刊行された改題本『良姻心得艸』は、外題・首題等を改刻し たほか、上巻末尾の「男子有益の書」以下の記事8行を削除したものである。いずれに しても作者が15年にわたって取材した記録や見聞に基づくもので、結婚にまつわる多彩 な知見が盛り込まれており、当時の結婚観や結婚をめぐる状況を知るユニークな好史 料であろう。SE02927

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