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魂胆色遊懐男[栄花遊び出世男](5巻)

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魂胆色遊懐男[栄花遊び出世男](5巻)
【判型】横本1冊(全5巻のうち第5巻1冊)。縦123粍。
【作者】江島其磧作。西川祐信(自得叟・右京・文化堂)画。
【年代等】正徳2年頃刊。[京都]江島屋市郎左衛門板。
【備考】分類「浮世草子」。『魂胆色遊懐男』は、5巻5冊、浮世草子、江島其磧作、西川祐信画、正徳2年正月、京都・江島屋市郎左衛門刊(刊年推定)。別称『栄花遊び出世男』(外題)。梗概は、貧しく醜い、こんだの大豆(マメ)右衛門が逢坂山の仙女から与えられた丸薬を飲み、芥子粒ほどの小男となり、他の男の懐に入って魂を取り替え、相手の女を自由にする力を得、秘伝の一巻をも与えられる。その後、京では歴々の町人、島原の大尽客、大坂では妾を京より抱えた野郎、女郎相手の老人客、江戸では弱いが工夫して一儀を行う亭主、浮気後家36人を相手に途中で閉口の乞食など、次々とその身体にとりついて魂を入れ替えて楽しみ、ある大名に秘伝の一巻を献じ、女性道具の掃除役を命じられ、しじみ貝で300石の禄を与えられる。本書の狙いは、露骨な閨房描写と、姉弟を夫婦と誤認するなど、大豆右衛門の誤解による事件が起こり、魂が戻った後の当事者の言動の祖語・落差から来る滑稽にあり、低俗ながら巧みで、歓迎を受けた。なお、本書は宝永7年頃執筆と思われる箇所があり、刊行は現存本よりもさらに遡る可能性もある。目録によれば、5巻は「瞽女と見せたはよい手枕」「腰元が算用はあはぬ算盤枕」「太夫をよばす麦藁枕」「奥勤の女中独寝枕」の4話。なお、本書の改題本に『色道仮寝枕』、また、本書の後編に『女男(インヨウ)色遊』がある(「日本古典文学大辞典」参照)。
SE02929

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