菜根譚（和刻本）

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菜根譚（和刻本）
【判型】半紙本2巻2冊。縦220粍。
【作者】洪自誠（洪応明・還初道人）作。汪乾初（覚迷居士）校。林瑜ﾊﾔｼﾕ（蓀坡ｿﾝﾊﾟ。加賀藩儒）序。
【年代等】文政5年5月、林瑜（蓀坡）序。文政8年8月刊。［大阪］秋田屋太右衛門ほか板。【備考】分類「漢学･教訓」。『菜根譚』は、明快で簡潔な言葉で綴られた教訓文で、前集222条、後集135条、合計357条から成る。前集は俗世の人々との関わりを中心に語り、後集はその俗世を超えた深遠な境地を説く。底本は、江戸時代に日本で重刻された『菜根譚』で、加賀藩儒・林瑜（1781-1835）による日本最初の刊本で、上巻見返に「学者几(き)上(じょう)必用カクベカラザル書ナリ」と『菜根譚』を推奨する。
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