★十二月往来（異本）

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★十二月往来（異本）
【判型】大本1冊。縦245粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸前期書。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『十二月往来（異本）』は、従来から知られる古往来『十二月往来』およびその異本と全く異なる新出史料で、本来は各月往復の合計24通からなると推定されるが、底本は12月状の往復を欠く。冒頭の1月往状は、「改年吉慶珍重同祝申納候。仍子日之遊会相催度存候…」で始まる。例えば、1月状は子の日の遊び御詠歌所、2月状は桜を待つ詩の贈答、3月状は、東山の桜狩り、という具合に、月々の行事を主とする往復書簡文を集めたもの。同本文を大字・3行・無訓で記す。SE03002