〈文化新板・鶴寿〉七ッいろは［七箇伊呂波］（3種）

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〈文化新板・鶴寿〉七ッいろは［七箇伊呂波］（3種）
【判型】中本1冊。収録順に縦179・177・180粍。
【作者】不明。
【年代等】文化14年8月初刊（［江戸］鶴屋金助（雙鶴堂）板）。天保14年9月刊（［江戸］上州屋重蔵（錦重堂）板）。
【備考】分類｢往来物｣。文化板・天保板の3種を全冊袋綴じ展開収録。『〈文化新板・鶴寿〉七ッいろは［七箇伊呂波］』は、「七ッいろは」に種々の付録記事を添えた往来物。「七ッいろは」は、見出しを兼ねる冒頭の漢字（大字・篆書で記し小字の平仮名と片仮名を付す）1字と、同音の漢字（大字・行書で記し、音訓を平仮名で付す）6字の計7字を1行に記したもので、「イ」～「京」に続けて「一」～「十」も同体裁で綴る。続けて「十干・十二支」「偏傍冠構尽」を付す。見返に「涅槃経・四句偈」と「空海・天満宮略伝」を掲げ、頭書に「いろは略伝」「仮名遣大概」「国づくし」を載せ、巻末に「十二月異名十二支」「五性名頭字」を収録する。なお、後印本では見返や後付に異同がある。また、底本末尾の1本は裏表紙に弘化5年の書き入れがある。SE03041