★〈林剛蔵著述〉地球の手ほどき

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★〈林剛蔵著述〉地球の手ほどき
【判型】中本1冊｡縦183粍｡
【作者】林剛蔵作｡
【年代等】明治9年8月刊。［京都］福井源次郎板｡
【備考】分類｢往来物｣｡袋綴じ展開収録。『〈林剛蔵著述〉地球の手ほどき』は、手指を使って地球儀の基本を理解する感覚的・便宜的な方法を解説した教授指導書。例えば、両手を合わせて地球儀に見立て、右手の甲を東半球、左手の甲を西半球とすると、指先が北極、手首側が南極となる。このようにして、赤道・夏至線・北極線・北極圏・氷海・熱帯・中帯・寒帯や五大洲（亜細亜・欧羅巴・阿弗利加・澳太利・亜米利加）、五大洋（太平洋・大西洋・インド洋・南極海（南氷洋）・北極海（北氷洋））などを教える。以上の「教授法」に続けて、黒板を活用した教授法として「両手ヲ活用スルノ法」を述べ、その際使用する地球儀の一問一答を掲げる。SE03223