★東海道都路往来［都路往来］（美濃屋板）

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★東海道都路往来［都路往来］（美濃屋板）
【判型】中本1冊。縦179粍。
【作者】英松画。
【年代等】江戸後期刊。［江戸］美濃屋千八板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録（見開き図再掲）。『東海道都路往来［都路往来］』は、『東海道往来』の本文を4行・付訓で記し、口絵に富士山や江戸城を背景に日本橋を渡る男女の旅人を描き、頭書見開き1丁に「御所こと葉」を掲げた往来物。本文は、「都路は、五十次あまりに三の宿、時得て咲屋江戸の花、浪静成品川や、頓（ﾔｶﾞ）て越くる川崎の、軒端（ﾉｷﾊﾞ）ならぶる神奈川や…」で始まる七五調・文字鎖の文章で東海道五十三次の宿駅名を列記し、最後に女文形式で「…花の錦の九重に、心浮立都ぞと、君のことぶきいわひたり。かしく」と結ぶ。SE03230