都路往来［東海道往来］（3種）

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都路往来［東海道往来］（3種）
【判型】中本1冊。収録順に縦176・176・181粍。
【作者】不明。
【年代等】江戸後期刊。［江戸］森屋治郎兵衛（錦森堂）板。
【備考】分類「往来物」。題簽違い本など同板3種を全冊袋綴じ展開収録した。底本の『都路往来』は、『東海道往来』本文を5行・付訓で記し、頭書に「道中名所旧跡」、巻末に「京都見物荒増」を載せた往来物。『東海道往来』は、「都路は、五十次あまりに三ッのやど、時得てさくや江戸の花、なみしづかなるしな川や、頓（ﾔｶﾞ）て越来る川さきの、軒端（ﾉｷﾊﾞ）ならぶる神奈川は…」で始まる七五調・文字鎖の文章で東海道五十三次の宿駅名を列記し、最後に女文形式で「…花の錦の九重の、都をさして着にけり」と結ぶ。口絵に日本橋・江戸城風景図を掲げる。SE03271