











商社往来(加藤祐一)
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商社往来(加藤祐一)
【判型】半紙本2巻2冊。縦222粍。
【作者】加藤祐一作。片桐霞峯(意誠)書。高橋寿世序。
【年代等】明治6年7月官許。明治6年9月刊。[大阪]河内屋喜兵衛(柳原喜兵衛・積玉圃)板。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『商社往来』は、商社設立に関する法令、約定書、会社規則、外国人の雇用手続きなど、近代商業に関する知識・心得を全12通の往復書簡に認めた往来。1通の手紙文中に関連法令を丸々挿入し、冒頭・文末のみを手紙文に整えた形式的な消息文も多く、各状の長さにも極端な差がある。上巻には「商社創立之約定書案文添削、并商社褒美・罰金之規則草稿借用申入るゝ文」「商社心得方、并願意之大略草稿借用」とその返事の合計四通を収録し、前者返状では「約定書」31カ条、「社中褒賞則」9カ条、「社中罰金則」8カ条を、合計22丁半(45頁)、実に上巻の6割近い頁を割いて掲げる。また、下巻には「差配人其外より取置書面ならびに商社役々職掌案文添削を頼む文」「株札を売出す商社願意之大略草稿、并諸入費・益金等之算計加筆をたのむ文」「株札売渡之規則、株札之書式大概を相談する文」「外国人雇入之手続ならびに約定書之可否を問合す文」「売買品日切約定之案文を貸遣す文」「外国出店願意之大略草稿を貸遣す文」「新工夫之品専売願意之書抜、新聞紙に載せ度旨書籍会社へ申入るゝ文」など8通を収録する。このように、本書は書簡文の体裁で商社運営に関する法規・技術・用語全般を教えた特異な往来である。本文を大字・6行・付訓で記す。作者・加藤祐一はこの種の往来・入門書をいくつも手掛けており、同じ板元から『銀行規略』『会社辨講釈』『交易心得草』などを出版している。SE03302
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