〈両点講釈〉大全商売往来[拾遺商売往来・商売往来講釈](6種)
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〈両点講釈〉大全商売往来[拾遺商売往来・商売往来講釈](6種)
【判型】中本1冊。収録順に縦180・174・178・178・178・178粍。
【作者】近沢幸山(桃堂)作・序。竹堂書(文久元年板)。
【年代等】天保13年序・初刊([江戸]藤林屋久兵衛(玉金堂)板)。安政4年求板([江戸]若林喜兵衛(玉養堂)板)。文久元年9月再刻([江戸]若林喜兵衛(玉養堂)板)。以下、収録順に、嘉永5年秋新刻([江戸]新庄堂板)/江戸後期刊(刊行者不明)/江戸後期刊(刊行者不明)/弘化3年5月、金水陳人序・刊([江戸]吉田屋源八板)/江戸後期初刊([江戸]誠信閣)、明治初年後印([東京]近藤清太郎板)。
[江戸]山城屋政吉ほか板。また別に、等(後印)あり。
【備考】分類「往来物」。同板・類板など6種を全冊袋綴じ展開収録した。題簽題は収録順に「〈両点講釈〉大全商売往来」「〈講釈注入〉商売往来大全」「大全商売往来〈講釈附〉」「〈改正〉大全商売往来〈講釈附〉」「大全商売往来〈講釈附〉」「〈両点〉商売往来〈同講釈入〉」。『〈両点講釈〉大全商売往来』は、「商売往来」「拾遺商売往来」「商売往来講釈」の3編を合冊した往来。まず最初に天保13年に「商売往来」「拾遺商売往来」を合綴した『古今商売往来』(江戸・山城屋佐兵衛ほか板)が刊行され、その後、「商売往来講釈」が増補されたものと思われる。巻頭の「商売往来」は堀流水軒作・元禄7年刊『商売往来』本文に両点(音訓)を施したもの。続く「拾遺商売往来」(近沢幸山作)は、『商売往来』に漏れた語句で綴ったもので、「抑商賈人、上者公卿・侯家之弁御用、下者至樵夫・杣人・賤女迄、而商於其日用…」と書き始め、冒頭に商人の心得に触れ、衣冠束帯、女服、僧徒官服、絹布類、畳縁、果物、青物・乾物・野菜類、蒸菓子、干菓子、魚鳥、獣、虫、草木、器財、測量用具、家具、雑具、道具、薬品の順に語彙を列挙し、後半で経史・六国史・三部書・和歌三代集・同五代集・同八代集・同十三代集・同二十一代集・四書・五経・十三経等々の和漢書・仏典(名数)を列記する。最後の「商売往来講釈」は、元禄板『商売往来』本文を語句毎に区切って大字で掲げ割注を施したもの。いずれも本文を大字・5行・付訓で記す。なお、天保13年板には「拾遺商売往来」の末尾に「若林久兵衛」と記載する。また、これとは別に、天保13年の刊記を有し、見返に「周仙堂先生拾遺、蒼松軒先生註」と記したものや、弘化3年の金水陳人序文を付す弘化4年・吉田屋源八板もあるが改竄であろう。SE03322
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