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★〈絵入日用〉女重宝記(葛飾応為画・弘化板2種)
¥8,080
★〈絵入日用〉女重宝記(葛飾応為画・弘化板2種) 【判型】大本5巻5冊、また、5巻合1冊。収録順に縦258・256粍。 【作者】高井蘭山作・序。葛飾応為(栄女・阿栄)画。 【年代等】文政12年10月自序。弘化4年1月刊。[江戸]和泉屋金右衛門ほか板。 【備考】分類「往来物」。5巻5冊本と、口絵を多色刷りにした5巻合1冊本の2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈絵入日用〉女重宝記』は、元禄5年刊『女重宝記』の一部を増訂し、挿絵を一新したもの。その繊細な挿絵は北斎の娘・阿栄による。元禄板の挿絵とは衣装・髪型・風俗、婚礼儀式等に変化が見られるように、本書は元禄板の「流行におくるゝ事多」き点を修正・補訂してある。例えば、1巻「女中万たしなみの巻」の「七、衣類の沙汰ならびにそめやうの事」で、文政年中の風俗を補足説明したり、2巻「しうげんの巻」の巻頭で婚礼における迷信・俗習の悪弊を指摘するなど部分的な増訂のほか、同巻「十一、貝合の紀元」と「十二、天児(あまがつ)の事」のように、項目そのものを新設した箇所もある。このほか、風俗・家庭医療・産育・迷信・故実など随所に加筆・修正が加えられた。SE03395
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〈頭書増益〉女大学姫文庫(明治24年)
¥1,000
〈頭書増益〉女大学姫文庫(明治24年) 【判型】大本1冊。縦255粍。 【作者】伊沢駒吉編。 【年代等】明治24年2月刊。[大阪]此村庄助(此村欽英堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。享保元年刊『女大学宝箱』の本文を大字・6行・付訓で記し、頭書に「女今川(元禄板系統)」「十二月和歌」「女手習教訓状」「都路往来」「以呂波三体」「書初詩歌」「七夕詩歌」「四季の文」「〈小笠原流〉折形の図」「女中名頭字」「大日本国尽」、巻末に「十二月異名」を付した往来物。SE03394
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女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し)
¥1,420
女大学宝箱(文久3年*初板本系・方簽無し) 【判型】大本1冊。縦253粍。 【作者】柏原屋清右衛門作カ。 【年代等】享保元年初刊。文久3年3月再刊。[大阪]服部屋幸八ほか板。 【備考】分類「往来物」。享保元年初板本系『女大学宝箱』の文久3年再刻本。『女大学』は『女今川』と並んで最も普及した女子用往来。その背景には「貝原益軒作」と信じられてきた事情があったが、実際には板元の柏原屋清右衛門の作と考えられる。まず『和俗童子訓』巻之五「教女子法」全18カ条のうちの13カ条を抽出して改編した『新女訓抄』(全11カ条。正徳2年刊『女用智恵鑑』中に所収)が益軒生存中に成り、さらにこの『新女訓抄』中の7カ条を母体に、各条を短文に分けて全19カ条および後文としたものが『女大学』であった。内容は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女職人之図」「同商人之図」など庶民女性の職業を紹介し、さらに前付に「女農業之図」「南都八景之図」「十二月色紙和歌」「源氏物語絵抄」「同引歌」、後付に「(婦人)世継草」「同産前之次第」「同産後之養生」「小児やしなひ草」「同急病妙薬」「二十四孝和解」「百人一首絵抄」などを収録する。 ◎禁無断転載・複製SE03393
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女大学宝箱(小本・天保14年)
¥1,000
女大学宝箱(小本・天保14年) 【判型】小本1冊。縦110粍。 【作者】作者不明(貝原益軒仮託)。 【年代等】天保14年11月刊。[大阪]柏原屋清右衛門板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女大学』本文を5行・付訓で認めた小本の往来物。巻頭に鳳凰と麒麟の色刷り口絵と、和歌三神図、また、七夕の牽牛・織女図、巻末に高砂図を掲げる。SE03392
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女大学宝箱(佐藤掬泉堂・高精細)
¥1,000
女大学宝箱(佐藤掬泉堂・高精細) 【判型】大本1冊。縦254粍。 【作者】佐藤掬泉堂(慎一郎・史鼎)書・序。 【年代等】慶応元年3月自序・刊。[江戸]菊屋幸三郎板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。佐藤掬泉堂書、慶応元年序・刊『女大学宝箱』は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。なお底本は前付等が諸本で異なるが、本文部分は同一で、頭書に「手習並に文学の事」「歌をよみ習ふ事」「しうげんの次第」「よめ取いひ入ならびに日取どりの事」「しう言道具の次第」「しうげん座の次第」「祝言の夜膳部くひもの次第」「御厨子・黒棚餝様の事」「手の道具かざり様の事」「酌くはいしやうの事」「女中本膳食やうの事」を載せる。なお、色刷り口絵を掲げる2本には、「養蚕図解」あるいは「孔明六曜星の事」以下の暦占関係の記事を収録する。SE03391
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女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統)
¥1,000
女大学宝箱(江戸後期・山口屋板系統) 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期刊([江戸]山口屋藤兵衛板系統)。明治初年刊か。刊行者不明。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。山口屋板の後印本。『女大学』は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。頭書に「女中平生身もち鑑」「源氏五十四帖引歌香の図」「七夕歌づくし」「万折かたの図」「のぼり縫やうの事」「幕の言葉づかひ」「文封じやう」を掲げる。SE03390
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女大学宝箱(享和2年*初板本系)
¥1,540
女大学宝箱(享和2年*初板本系) 【判型】大本1冊。縦259粍。 【作者】柏原屋清右衛門作カ。 【年代等】享保元年初刊。享和2年9月再刊。[大阪]柏原屋清右衛門ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女大学宝箱』(初板本系)は、長らく大阪書肆・柏原屋清右衛門の看板商品の一つであった往来物で、底本は享和2年再刊本。『女大学』は一般に、本文のみ、またはそれに多少の記事を付録させたり、『百人一首』その他の女子用往来と合綴するなど種々の形態で、また、その書名も初板本『女大学宝箱』を始め『女大学宝文庫』『女大学教文庫』のように『女大学○○』の書名で極めて多数の刊本が伝わるほか、『女訓大学』なる改題本も存する。普及の面では『女今川』と並んで最も板種の多い女子用往来だが、その背景には一般に「貝原益軒作」と信じられてきた事情があったと考えられる。しかし本書の成立に柏原屋清右衛門が関わっていたことは疑いない。まず『和俗童子訓』巻之五「教女子法」全18カ条のうちの13カ条を抽出して改編した『新女訓抄』(全11カ条。正徳2年刊『女用智恵鑑』中に所収)が益軒生存中に成り、さらにこの『新女訓抄』中の7カ条を母体に、各条を短文に分けて全19カ条および後文としたものが『女大学』であった。内容は、第1条「親の教え」、第2条「女徳」、第3条「男女の別」、第4条「七去」、第5条「舅姑への孝」、第6条「夫への服従」、第7条「夫の兄弟との和睦」、第8条「嫉妬と諌言」、第9条「言葉の慎み」、第10条「家事への専念」ほか、第11条「信仰について」、第12条「分限に基づく家政」、第13条「男女の隔て」、第14条「衣服の心得」、第15条「親戚付き合い」、第16条「舅姑への孝と婚姻後の心得」、第17条「家事は自らなせ」、第18条「下女を使う心得」、第19条「婦人の心の五病」で、後文には以上の条々を幼時よりよく学ぶことが女子生涯の宝となることを強調して締め括る。初板本系『女大学宝箱』は、「女大学」本文を大字・5行・付訓で記し、頭書に「女職人之図」「同商人之図」など庶民女性の職業を紹介し(往来物では最も早い)、さらに前付に「女農業之図」「南都八景之図」「十二月色紙和歌」「源氏物語絵抄」「同引歌」、後付に「(婦人)世継草」「同産前之次第」「同産後之養生」「小児やしなひ草」「同急病妙薬」「二十四孝和解」「百人一首絵抄」などを収録する。また、本書に『百人一首』を加えた増補版も寛政期以降に数回出版されるなど、初板本系統だけで明治初年までに約20種の板種を数える。そのほか、『百人一首』や『女今川』、あるいは女用文章等と合冊されたものなども含め、『女大学』は江戸中期~明治期にかけて180種以上の刊本が発見されている。SE03389
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★〈頭書註解〉女千字文(2種・高精細)
¥3,600
★〈頭書註解〉女千字文(2種・高精細) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・224粍。 【作者】森川保之作・画。静亭南山序。西川竜章堂書。 【年代等】天保4年秋序。天保4年9月刊([京都]吉野屋仁兵衛ほか板)。江戸後期再刊([京都]丁子屋源治郎板)。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈頭書註解〉女千字文』は、『千字文』にならって女性用の語彙・歴史・教訓に関わる内容を列挙した往来。「夫、我皇国(それわがみくには)、諾冉二柱(ぎみのふたはしらより)、万物造化(よろずのものなりいでて)、磐余彦尊(いわわれひこのみことより)…」のように漢字4字1句を基本とする合計250句・1000字から成る本文を大字・4行・付訓で記し、送り仮名等を小字で付記する。内容は、伊弉諾・伊弉冊による国造りの神話より筆を起こし、儒教・仏教の渡来、女性に関わりの深い史上の事象、烈婦・節婦などを中心に記述を進め、この間に、女徳、紡績裁縫、手習い、和歌・文学、医療・薬種など、女性に要用の語彙および生活心得について諭す。巻頭に「遊女(ゆづる)」等の小伝・挿絵、頭書に本文を解説した「女千字文註解」を掲げ、巻末に「十干十二支絵抄」を載せる。SE03388
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★〈袖玉〉女諸礼綾錦(小本・高精細)
¥2,200
★〈袖玉〉女諸礼綾錦(小本・高精細) 【判型】小本1冊。縦111粍。 【作者】池田東籬(悠翁)作。川部天受(玉園)書・画。 【年代等】天保14年12月刊。[大阪]河内屋喜兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『〈袖玉〉女諸礼綾錦』は、天保12年刊『〈新増〉女諸礼綾錦』の簡略版。記事配列は異なるが、『〈新増〉女諸礼綾錦』上・下巻から抽出した約20項を載せる。具体的には、冒頭に女子心得全般の教訓文、続いて「常の居ずまひの事」から「麪るいくひやう」までの女性礼法の基本をやや小字・6行・付訓で記す。本文末に、本書以外の礼法については『後編』に記すと予告するが、これは未刊と思われる。口絵に色刷りで和歌三伸・六歌仙等を掲げるほか、頭書にも「文字の始并いろは之事」から「大和ことば」まで17項の記事(一部は新たに追加されたもの)を収録する。SE03387
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★〈新増〉女諸通用文章(2種)
¥1,760
★〈新増〉女諸通用文章(2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦225・221粍。 【作者】暁鐘成編。蔀関牛・森春渓(有煌)画。 【年代等】弘化3年11月刊。[大阪]河内屋喜兵衛板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録した。『〈新増〉女諸通用文章』は、天保12年刊『〈新増〉女諸礼綾錦』3巻3冊の下巻を単行本としたもの。本文には「初春に遣す文」以下48通の女文(四季・用件・通過儀礼その他吉凶事などの手紙)を載せ、頭書「女書礼式」は、「文章差略こゝろえの事」から「十二月の異名」までの41項に分けて詳述した女性書札礼であるが、江戸後期の女子用往来物中で最も詳細な書札礼の例である。SE03386
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〈弘化新版〉女消息往来(藤岡屋板・3種)
¥1,100
〈弘化新版〉女消息往来(藤岡屋板・3種) 【判型】中本1冊。収録順に縦176・173・173粍。 【作者】不明。 【年代等】弘化頃刊。[江戸]藤岡屋慶次郎板。 【備考】分類「往来物」。同板3種を全冊収録した(前2者は袋綴じ展開収録)。『〈弘化新版〉女消息往来』は、「女消息往来」の一種で、「凡、婦人・女子の文・玉章は、一筆文して申上、示しまいらせ候、御書拝見、御消息拝しあけ、御細々との御文被下、御文の様繰返し眺入まいらせ候。年始七種までは、初春、新玉。七日過は、尽せぬ春、此春の御寿御めでたさ…」と起筆するように、女文に多用する語彙や表現、また四季時候の言葉を盛り込むのが特徴。本文を5行・付訓で認め、末尾を「…一家、親類縁者、他人の間、吉事・凶事、取遣の文通、際限なしといへども、女に入用の文字のみ、あらまし書しるしまいらせ候。めでたくかしく」と結ぶ。SE03385
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★女小学操艸(仙台板2種)
¥2,800
★女小学操艸(仙台板2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦259・257粍。 【作者】池田義信(渓斎英泉)画。 【年代等】文化12年秋刊。[仙台]伊勢屋半右衛門板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)。『女小学操艸』は、『女小学』の本文を5行・付訓で記し、巻頭に「女諸芸図」「婚礼式法之次第」「懐帯(ハラオビ)の祝儀」「喰初の祝」「髪置の祝儀」「願成就日・不成就日等」の記事や図解を掲げ、頭書に「和歌三神」「三十六歌仙之図」「縫物秘伝」「男女相性の事」「女中言葉づかひ」「小笠原折形の図」「書初詩歌」「七夕詩歌」「以呂波三体」「女中名頭字」、巻末に「不成就日・願成就日・元服漿付嫁取吉日」を載せたもの。本文の『女小学』は、金言・俚諺・教訓歌や和漢貞女・節婦の故事を引きながら、「孝行の道をしへの事」から「心のかゝ見といへる事」まで29項(孝行、婚姻、舅姑への孝、夫への服従、他人との和順、堪忍、報恩、その他心の修養、婦女四徳、教養等)にわたって述べた教訓。SE03384
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女小学操鏡[〈改訂〉女小学](嘉永3年)
¥1,000
女小学操鏡[〈改訂〉女小学](嘉永3年) 【判型】大本1冊。縦255粍。 【作者】芳玉画。 【年代等】江戸後期刊(刊記には文化14年7月求板、天保14年8月再刻、嘉永3年7月三刻)。[江戸]山本平吉(栄久堂)板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『女小学操鏡』は、享保10年『女小学』の異本の一種で、享保板と同傾向の女子教訓を綴った往来で、概ね享保板の前半部の内容を要約し、文言を入れ替えたり、語句を補う。ただし、末尾は全くの別内容で、多言の戒め、詩歌・碁・将棋・三味線・舞い等の芸能の心得、「女の利根だて」の戒めや良友を選ぶべきことなどを諭す。底本は、『女小学』を本文とし、前付に「女性心得」、頭書に「世嗣草(「貝原先生著」とする)」「小児養育草」を掲げる。SE03383
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女小学(嘉永3年・佐藤慎一郎・2種)
¥2,240
女小学(嘉永3年・佐藤慎一郎・2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦220・222粍。 【作者】不明。 【年代等】嘉永3年3月再刻。[大阪]敦賀屋九兵衛板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『女小学』は、金言・俚諺・教訓歌や和漢貞女・節婦の故事を引きながら、「孝行の道をしへの事」から「心のかゝ見といへる事」まで29項(孝行、婚姻、舅姑への孝、夫への服従、他人との和順、堪忍、報恩、その他心の修養、婦女四徳、教養等)にわたって述べる。また、本文の主題に沿った「忍の字訓の歌」「心つよからぬおしへの歌」「独をつゝしむ訓歌」等の教訓歌と挿絵を随所に掲げる。本文をやや小字・九行・所々付訓で記す。『女小学』には約30種の板種があるが、底本は口絵に「子之日の松(小松引き)」の図、頭書に「至徳皇后」「蔡人の妻」「俊成卿女」「楚白貞姫」ほかの略伝と、「手習文字の事」「伊呂波の事」「筆墨硯紙の事」「しみものおとし」「そめもの秘伝」「諸病めうやく」「七夕祭の事」「七夕歌づくし」「女中詞の事」「女中たしなみ草」を掲げる。SE03382
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★〈教諭必用〉女古状揃(堀元甫・別本3種)
¥6,920
★〈教諭必用〉女古状揃(堀元甫・別本3種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・220・223粍。 【作者】堀原甫作。森川保之画。西川竜章堂書。三五園(帰童翁)序。池田東籬補。 【年代等】天保2年11月初刊。[京都]林権兵衛(文泉堂)ほか板。 【備考】分類「往来物」。天保2年板1種・天保5年板2種を全冊袋綴じ展開収録(見開き図再掲)した。『〈教諭必用〉女古状揃』は、『古状揃』を模した女子用往来物で、文政5年刊『女古状揃園生竹』とは別内容。「女今川(元禄13年板系統)」「女手習織縫教訓状」「貝原氏老女諭状」「同孫息女返章」「女教訓冥加状」の5本を収録し、いずれも本文を大字・5-6行・付訓で記す。「女手習織縫教訓状」は、いわゆる『女手習状[女手ならひ教訓の書]』とは異文で、男子用の『古状揃』等に所収の『初登山手習教訓書(手習状)』を女子用に改編したもの。「夫、手習・織縫の有増は、古の巴板額、其外猛武士の闘に異ならず…」と筆を起こし、手習い・裁ち縫いを「武士の合戦」に譬えて諭す。「貝原氏老女諭状」および「同孫息女返章」は、貝原益軒の妻・東軒とその孫娘とがやり取りする往復書簡に仮託して、嫁入りする女性の心得を述べたもの。「女教訓冥加状」は、「夫、稲は命の根といふべきを略していねと称し、米は世の根というべきを省きてよねとは申すなり…」と書き始め、四季農耕のあらましや農業用語、農家女性心得などを綴ったもので、女子用農業型往来の唯一の例として重要。巻頭に「上巳雛祭、洛東八景眺望之図」「四季之異名」「月々異名」「女懐妊をしへ艸」、頭書に「女初春往来」「桜文章」「女流丗六俳仙」「裁物之辨」「男女五性名頭字尽」「十干十二支男女相性之吉凶并四悪十悪之事」等を掲げる。SE03381
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★〈教訓〉女今川操鏡(山形板2種)
¥2,000
★〈教訓〉女今川操鏡(山形板2種) 【判型】半紙本1冊。収録順に縦227・227粍。 【作者】竜光堂秀谷書。 【年代等】明治2年頃刊(明治2年の書き入れあり)。[山形]北条忠兵衛(崑崙堂)板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を袋綴じ展開収録した。『〈教訓〉女今川操鏡』は、沢田吉作、元禄13年刊『女今川(新女今川)』の本文を5行・付訓で認めた往来物。SE03379
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女今川千代見種(天保再板・山本板2種)
¥1,000
女今川千代見種(天保再板・山本板2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦258・257粍。 【作者】不明。 【年代等】天保年間刊。[江戸]山本平吉板。 【備考】分類「往来物」。同板2種を全冊収録した(最初の1本は冒頭に書袋を掲げた)。『女今川千代見種』は、『女今川』本文を5行・付訓で記し、巻頭に「神功皇后」「嶋台の図」「色紙短冊書やう并に寸法の事」を掲げ、頭書に「西三条逍遙院御作源氏文字ぐさり」「小笠原折形図」「結び形の図」「女中文封じやう」「目録折紙の書様」「七夕歌づくし」「裁物之指南」「薫物・懸香の名方」、巻末に「十二月之異名」等を載せた往来物。『女今川』は、江戸中期から明治期に至るまで250種以上の板種と20種近くの異本を生み、最も普及した女子用往来で、貞享4年板系統と元禄13年板系統の2種に大別されるが、両系統とも同趣旨の教訓を全23カ条と後文から成る壁書形式で綴り(これは『今川状』のスタイルを踏襲したもの)、女性にあるまじき禁止項目を列挙し、家庭における女性の心得全般を諭す。底本は元禄板系統で、「常の心ざしかだましく女の道明らかならざる事」で始まる23カ条と後文から成り、「心かだまし」と「心すなほ」を強調し、特に第5条では「主・親の深き恩」を「父母の深き恩」と言い換え、「忠孝」の代わりに「孝の道」とした点や、後文で天地の道や五常を説いた抽象的な表現や、下僕や他人に対する心得などを割愛する一方、孝・貞の見地から己の心の善悪を内省することを説いた点に特色がある。SE03378
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★〈婦人宝鑑〉女今川千金宝[〈女今川状・女手習状〉女教千金宝](嘉永板・2種)
¥2,000
★〈婦人宝鑑〉女今川千金宝[〈女今川状・女手習状〉女教千金宝](嘉永板・2種) 【判型】大本1冊。収録順に縦255・260粍。 【作者】不明。 【年代等】嘉永4年2月刊([江戸]須原屋伊八板)。明治初年後印([東京]浅倉屋久兵衛板)。 【備考】分類「往来物」。嘉永板と明治初年後印本の2種を全冊収録した。『〈婦人宝鑑〉女今川千金宝』は、沢田吉作、元禄板系統『女今川(新女今川)』本文を6行・付訓で記し、前付や頭書に種々の記事を載せた往来物。「〈女今川状・女手習状〉女教千金宝」の見返しは、寛政5年刊([江戸]須原屋伊八板)の同題の女子用往来の流用であり、嘉永板の本文・付録記事とは無関係。嘉永板には前付に「雨乞小町の図」「和国八勝景」を掲げ、頭書に「女平生たしなみ草」「七夕の由来・七夕和歌」「男女相性」「女中文封じやう」「目録・折紙の書様」を、また、後付に「小笠原折形式正之図」を載せる。元禄板系統『女今川』は、貞享板系統『女今川』の改編版で、各条々は貞享板とほぼ同傾向だが、後文については改編の跡が著しく、具体的には「心かだまし」と「心すなほ」の強調が目立つ。また、第5条では「主・親の深き恩」を「父母の深き恩」と言い換え、「忠孝」の代わりに「孝の道」とした点、さらに後文で、天地の道や五常を説いた抽象的な表現や、下僕や他人に対する心得などを割愛する一方、孝・貞の見地から己の心の善悪を内省することを説いた点に特色がある。SE03377
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女今川(江戸中期・鱗形屋板)
¥700
女今川(江戸中期・鱗形屋板) 【判型】大本1冊。縦261粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸中期刊。[江戸]鱗形屋孫兵衛板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。江戸中期刊、鱗形屋孫兵衛板『女今川』は、本文欄に元禄板系統の『女今川』を5行・付訓で記し、前付に「七夕新歌づくし」「ぬひ物・せんたく・はり物・けわい」、頭書に「三十六人女歌仙」「正月七日わかなの節句」「三月三日もゝの節句」「五月五日あやめの節句」「七月七日七夕節句」「九月九日菊重の節句」「女中文のふうじやう」「髪たての事」「はかまぎの事」「げんぶくの事」「調理道具等図解」を掲げる。SE03376
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御手本(女筆・横本)
¥1,000
御手本(女筆・横本) 【判型】横本1冊。縦180粍。 【作者】不明。 【年代等】江戸後期書か。 【備考】分類「往来物」。半丁毎に収録。『御手本』は、散らし書き消息15通を収録した横本の手習本。いずれも見開き1丁分で1通が完結する文面で、宛名を「山城様」「大和様」「河内様」「和泉様」「摂津様」「伊賀様」「伊勢様」「志摩様」「尾張様」「三河様」「遠江様」「駿河様」「甲斐様」「伊豆様」「相模様」と上方から相模方面までの国名にして種々の脇付を添えるなど、手習本として作文された模範例文集となっている。表紙に「佐千(さち)」の旧蔵者名、裏表紙に「すみ付る事無用」と記す。SE03375
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★うすもみじ(「わかみどり」下巻)
¥1,400
★うすもみじ(「わかみどり」下巻) 【判型】大本1冊。縦267粍。 【作者】長谷川妙躰(豊・筆海子)書。 【年代等】宝永4年1月刊。[江戸]御簾屋又右衛門(簾屋又右衛門)ほか板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『うすもみじ』は、宝永4年板『わかみどり』初板本の下巻。長谷川妙躰の初期の女筆手本の一つで、初板本の題簽題は、上巻『わかみどり』、中巻『わかたけ』、下巻『うすもみじ』である。下巻には、「『源氏物語』講釈に出席する意向を伝える文」以下9通を載せ、巻末に詩歌数編を掲げる。字配りは上・中巻の大半を大字・無訓の散らし書きで綴るのに対して、下巻はほぼ大字・3行・無訓の並べ書きとする。なお、本文余白に紅葉・笹・松葉・丁字などの模様を鏤める。SE03374
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★今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息]
¥2,000
★今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息] 【判型】大本1冊。縦272粍。 【作者】】柳田貞亮(正斎・定蔵・仲静)作・書(本文)。香雲女史書(跋文)。大枝通明跋。 【年代等】弘化4年5月刊。[江戸]嘯秋窩蔵板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『今様かな消息〈淡雅題籤〉[今様加奈消息]』は、柳田正斎が門下婦女子のために「俗ならす雅にあらぬ文章をあつめ」て編んだ女用文章。「初はるの文」から「歳暮のふみ」までの四季女用文17通を収録する。文面には長短があり、第15状「霜月はかりに越の国にまかりける人の許よりの返し」などは従来の抽象的・形式的な文面に比べ、より具体的で実感のこもった例文になっている。例文を草書・大字・6行・無訓で綴る。なお、本書は明治13年に東京書肆・松崎半造によって再刊された。SE03373
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★〈小学必用〉明治合書往来
¥9,280
★〈小学必用〉明治合書往来 【判型】中本1冊。縦182粍。 【作者】土井宇三郎編。 【年代等】明治19年4月刊。[富山]土井宇三郎(文昌堂)板(出版人)。[富山]中田書店蔵板。 【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『〈小学必用〉明治合書往来』は、次の20編を合綴した往来物。それぞれ順に「人皇御歴代帝号」「年号一覧表」「府県一覧表(三府三六県)」「鎮台分轄表(各鎮台の本営・分営の管轄の一覧)」「諸裁判所分轄表(上等および地方裁判所の管轄一覧)」「五等親」「農業往来(農家の四季の仕事のあらましや農具・農産物・肥料・家畜・農民の内職等について記す)」「越中国市村名(各郡毎に村名と郡役所の所在地を示す)」「商売往来」「消息往来」「消息往来講釈」「名頭」「国尽」「全国郡名附」「絵本塵摘問答(善光寺門前の茶屋である男が老僧に問う形で種々の故事来歴について綴る)」「実語教・童子教」「七以呂波」「仮名遣」「万葉いろは」「世話千字文」を収録する。以上のうち、「商売往来」については抜刷本『〈真草両点〉商売往来』(小泉蔵)が存在するため、本書を構成する多くの往来が単行本としても刊行されていた思われる。そのため各往来によって体裁が多少異なり、本文を大字・4行から小字・11行まで種々の大きさで記す。SE03372
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★万代雑書[字宝早引節用集](往来物・節用集)
¥9,760
★万代雑書[字宝早引節用集](往来物・節用集) 【判型】半紙本1冊。縦220粍。 【作者】梅亭樵父編・序。 【年代等】江戸後期(安政年間以降)刊。[江戸]吉田屋文三郎板。 【備考】分類「往来物・節用集・占卜」。『万代雑書』は、江戸書肆・吉田屋文三郎が嘉永~安政年間に刊行した中本の往来物等の版下を半紙本仕立てにした往来物・節用集・大雑書(本文の大半が往来物と節用集)の厚冊本(約240丁)。目録に従えば、本文欄(下段)には、「安政年代記」「本命的殺」「七ッ伊呂波」「立春書初の詩歌」「士農工商の図」「渾天儀の図」「日本中興武将略伝」「五性書判の吉凶」「大将軍遊行日の事」「金神遊行日の事」「太刀折紙法式」「香奠書様」「目録したゝめ様」「注文したゝめ様」「折紙鳥目目録書様」「女中目録書様」「女中折紙書様」「九々の次第」「八算掛割の術」「見一九段割掛算」「能面の図式」「当流小謡目録」「華道秘伝」「永字八法」「異名類」「親戚字尽」「色紙短冊の書法」「〈魚類精進〉当世料理」「字宝早引節用集」「潮汐満干」「万代用文章」「手形証文」を収録し、頭書(上段)には「夢はんじ」ほかの暦占関係、「疱瘡心得」「三国伝灯仏法由来」「華洛寺院名籍一覧」「本朝銭の図」「本朝二十二社」「日本三岳・同十八高山」「料理仕立方心得」「和朝年代記」「年号用字」「年号改元日」「年代六十図」「百官名尽」「東百官名」「江戸年中行事」「篇冠構字尽」「大日本国尽」「江戸名所神社仏閣」「四季の異名」「十二月の異名」「五節句の異名」「相性人の名尽」「片仮名伊呂波」「商売往来」「消息往来」「江戸方角」や、「書札端書高下」等の書札礼、また、「都路往来」「墨うつり秘伝」などを掲げる。なお、以上の一部を抜刷にした『万代用文章』などの単行本もいくつか刊行されている。SE03371
東京都公安委員会許可
第308942220838号
古物商 (書籍商)